お客様よりよくいただく質問と回答をまとめました。
A1.空圧源の圧力は十分ですか?(0.4MPa以上は必要です)
非常停止ボタンが押されていませんか?
エリアセンサに障害物がありませんか?
A2.READYランプは点灯していますか?
非常停止ボタンが押されていませんか?
エリアセンサに障害物がありませんか?
A3.歪センサの接触子を指でゆっくり押し込むと途中でREARYランプが点灯し、
最後まで押し切った時READYランプが消えれば正常です。
上記の正常動作が確認出来ましたら、再度歪センサの高さ調整を行なってください。
A4.カプセルやOリングにゴミが付着、又は、汚れている場合があります。
ゴミの除去、又は、アルコールで汚れを落として下さい。
ワーク無しの状態にて、カプセルリークテストを行なってください。(装置付属の取扱説明書をご参照下さい)
A5.出来ます。その場合、原点セットを行なう必要があります。
型式によってはタイプファイルに設定情報が予めセットされていますので、
タイプファイルと、センサ情報ファイルをコピーして直に使用することができます。
A6.管理者権限でログインしていますか?(複数のユーザでPCを使用している場合)
USBケーブルは接続しないで、USBドライバを単独でインストールします。
その後、USBケーブルを接続してください。新しいデバイスが検出されますのでドライバの検索場所を指定します
(例 C:\SiLabs\MCU\CP210x\Win2K_XP)
A7.”ファイルが見つからない!”、”依存するファイルの一部がありません!”のメッセージの時は、
VB6のサービスパックをインストールして下さい。
”データが受信できません”のメッセージがでる場合は、通信設定画面のポート番号を確認してください。
ポート番号は、PCの”デバイスマネージャ”を起動してPORTの項目で確認できます。
A8.アプリケーションを”管理者として実行”を選択してください。
(マウスカーソルをアプリケーションに移動して右ボタンにてサブメニューを表示させます)
A9.歪センサの原点セットを行なってください。
(装置付属の取扱説明書をご参照下さい)
歪センサの接触子を指でゆっくり持ち上げて行くと途中でREADYランプが点灯し、
最後まで持ち上げた時にREADYランプが消えれば正常です。
A10.高圧コンプレッサ、窒素ガス等の高圧を発生させる空圧源を用いる場合、
WPCへの入力圧は2.2MPa以内にして下さい。
これよりも大きな圧力が加わりますと装置後面の安全弁よりエアーがリリーフされます。
コンプレッサ、又はガスボンベへ取り付けました圧力調整弁にて2.1~2.2MPa近辺に再調整して下さい。
A12.大リーク、又は、歪み難い時計の場合が考えられます。
SCモードでは5barで7μm、PCモードでは設定圧時に10μm以上歪む必要が有ります。
(※時計用WPC初期設定値の場合)
歪み量が足りない場合は、設定値の変更をお勧め致します。
A13.設定圧前に最大歪み量を超えている事が考えられます。
設定圧前に700μm以上歪んでしまいますと、テスト品を保護する為に、テストを停止します。
(※時計用WPC初期設定値の場合)
ケースのみで中身が空など、700μm以上歪んでも問題が無いと分かっている場合は、設定値を変更してお試し下さい。
A14.a.NG判定の場合は、排気制御機能が働いています。
これは、時計のガラスが外れたり、割れたりするのを少しでも回避する為の機能です。
圧が抜けるまでお待ち下さい。
b.排気バルブのフィルタが目詰まりしている場合が考えられます。
フィルタの交換をお勧め致します。