解析用防水試験器 HPT8701P02

HPT8701P02LT  
容器内でエアー加圧したワークを水中に下ろし、出てくる気泡によりワークの洩れ箇所等を検査します。また、直接水中に入れエアー加圧することにより水深20mまでの水洩れを検査することもできます。 ワークサイズ、テスト圧に合った容器を設計製作致します。
 例(下記解析用防水試験器の場合)  容器内サイズ:φ220×H550(開口部φ218) 加圧:Max0.2MPa

原理

エアー中で加圧したワークを水中に入れ、容器内の空気を排気すると、洩れのあるワークからは気泡が出てくるので、ワークに洩れがあることが解ります。

方法

(1) フタを開け、つまみが上に引いてあるときフックに下げたワークが水に接しないような適量の水を容器に入れます。
(2) ストッパーを引いてつまみを引き上げ、フックにワークをセットします。
(3) この状態で本体フランジにフタをトグル4か所でクランプします。
(4) バルブOUTを閉じ、バルブINを開いてレギュレータにて容器内を加圧します。

(5) つまみを押し下げワークを水中に入れます。

    容器内空圧により上に押し戻される力が働くので、ストッパーをかけます。

(6) バルブINを閉じ、バルブOUTを開いて、容器内を排気します。
(7) 目視により、気泡の有無を観察します。
(8) フタを開け、ワークを取出します。

取扱

・容器には0.2MPa (仕様により変わります)以上かけないで下さい。
・透明円筒部分はアクリル樹脂です。有機溶剤等で拭いたり、有機溶剤等を吹きかけたりしないで下さい。
・本体フランジにマウントされているリリーフバルブ(安全弁)は約0.22MPa でエアーが抜けるように設定されています。
HPT8701P02図

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優れた性能・機能について歪検出方式と差圧方式の違い

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